第4講
0.[課題の答え] 答えとしては、みことば (Verbum) の naturalと関連してspirutuale, coeleseteについて、何か語っているな、と見当がつけば、それでO.K.です。
Verbum naturale, quale est in mundo in Christiano orbe, intus in se continet et Verbum spirituale, et Verbum coeleste,
1. [文の構造] 例文を眺めてみると、コンマが気になります。それで、どれが頭でどれがしっぽかよくわかりません。ここで使われている動詞はestとcontinetです。これで頭としっぽがわかるのではないでしょうか? コンマで区切られたquare est ~ orbeが挿入句となっており、Verbum naturaleを補足説明しています。
2. [単語の勉強] 長くなりそうなのでやはり学ぶのは前半だけとしましょう。まず単語の意味を調べます。
「naturale」このままでは辞書に載っていません(ここが初心者の苦しむところ)。形容詞naturalisの中性・単数・主格です(注1:文法)。意味は「自然的な」。
「quale」形容詞「qualis」。ここは関係詞の働きで、意味は「~のような」。
「mundo」このままでは辞書に載っていません。「前置詞 in がその前にあるので対格か奪格に変化しているな」と思ったあなたは第2講をよく理解しています。飲み込みが速く、記憶力もよいので、頭が切れるのではありませんか? ここは位置を示しているので奪格です。もとの形(=辞書形)はmundusで、意味は「(この)世、世界」。
「Christiano」英語に似ているので見当がつきますね。やはりこのままの形では辞書にありません。近所を探すと形容詞christianusあり、これです。mundusと同じ変化(第二変化といいますが、こんなこと名称はどうでもいいね)をして同じく奪格。意味は「キリスト教(徒)の」。この形容詞は次のorbeを修飾しているというよりも(それなら本来、直後の位置に来るはずです)、「christianus orbis」で一つのものと見なすほうが形容詞の位置から見て適切です。
「orbe」察しのよい人なら(chistianusと同じ変化をしているはずだから)、orb-の形をした名詞を探せばよいなと思うはずです。探すと「orbis」が見つかり、「球」などの意味がありますが、ここでは「世界」。「christianus orbis」(奪格)で「キリスト教界で」。
3.[課題] ここで一区切りとします。前半を訳してみてください。「est」は「ある」と訳してください。
もうひとつ課題を出します。予習として、辞書を引いて(このサイトの「レキシコン」がよいでしょう)後半に出てくる「et」の意味を定めてください。