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『新しいエルサレムへの生活(いのち)の教義』冒頭の言葉より
QUOD OMNIS RELIGIO SIT VITAE, &
QUOD VITA EJUS SIT FACERE BONUM.
(クウォド・オムニス・レリギオー・スィト・ウィータエ・エト・
クウォド・ウィータ・エーユス・スィト・ファケレ・ボヌム)
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1.単語と文法 omnis, e, adj.すべての ここで omnis を使った【練習問題】を3題. religio, onis, f. 宗教 vita, ae, f. 生活 (解答はこちら→解答) ☆雑談:“Ars longa, vita brevis.”「芸術は長く人生は短かし」とはどういう意味でしょうか? 普通,「人の命 は短くはかないものであるが,すぐれた芸術作品は永遠の生命を保つ」という意味ですが,もともとはヒポクラテスが「医術(ars)の取得には多年を要し,それには人生が短すぎる」意味で言ったのでした.(短い人生で,ラテン語習得の時はあるでしょうか?) ejus, gen. [is] 確定代名詞(小林§33, 37 )の属格,所有を表わす. bonum, i, n. 善 形容詞 bonus(よい)の中性形(n.)がそのまま抽象名詞となる(よいもの→善)のはラテン語の一大特徴(英語ではthe を付ける).“ボーナス”(特別賞与,ラテン原音はボヌス)はこれが語源. facio, ere, feci, factum, v.a., v.n. なす,作る,実行する… 2番目に“ere”とあることから facere が不定法(小林§152)とわかります.また bonum は対格です(同§157). quod3, conj. relat. 〜の事実,関する事 まず,接続詞(conjunction)であることに注意(関係代名詞や関係副詞もある).“relative”とは「関係のある・関連している」意味の文法用語.この語を最後にしたのはやや「文法」を説明したいからです. 「名詞節のために通常用いられる統語上のきまりは,きわめて単純で融通性がある.節の動詞は接続法をとり,その節は連結詞“quod”(無変化)によって導かれる.それで,知るべき事実や検討すべき命題として扱われる“Amor est (愛が存在する)”という文は文中の名詞節で,“Homo novit quod amor sit.”(人は愛が存在することを知っている,『神の愛と知恵』1 )のように“quod amor sit”となる」 この「quod+接続法」はスヴェーデンボリの文にきわめて多く,quod と出てきたら,以下の動詞はまず「接続法」としたものです. 私訳:すべての宗教は生活であり,その生活とは善を行なうことです. 〔『荒野』1997年11月,第16号〕 |