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0.“και μη εισενεγκης ήμας εις πειρασμον αλλα ρυσαι ήμας απο του πονηρου”
「カイ・メー・エイセネグケース・ヘーマース・エイス・ペイラスモン・アら・リューサイ・ヘーマース・
アポ・トゥー・ポネールー」と読みます(アクセント記号省略). 直訳は「また・〜ない・〜へ運ぶ,導く・私たちを・〜の中へ・誘惑・〜でなく・救う・私たちを・〜から・悪」です.
永井訳:「また我等を試(こころみ)) のうちに導き給わず,されど悪より我等を援(すく)い出だし給え」
やはり「単語・文法」を勉強しておきます.
○εισενεγκης,2 pers. sing. aor.1, subj. εισφερω
「2人称(2pers.) 単数(sing.) 第一不定過去(aor.1) 接続法 (subj.) 」“エイスフェロー”は「運ぶ」
[文法事項]:接続法は未来への予想・意図・期待・可能性などを述べるのに用いられる(§314).
現在接続法は継続する動作,不定過去接続法は一時的動作を表わす(§324).
すなわち,試練が一時的にこれから起こるかもしれないが,そうしたことのない(ように)との意味.
○“ペイラスモン”は善くも悪くも“試み”.
○ρυσαι,2 pers. sing. aor.1, imper. ρυομαι 「(だれかを)引き出す」→すなわち「救う」
○“アポ”:「〜から」
[文法事項]:文法:απο を辞書で引くと最初に“prep. c. gen.”と載っている.
“前置詞・cum(with)〜とともに・属格”の意味.
すなわち,その次の定冠詞(του)も名詞(πονηρου)も属格.
○πονηρος は形容詞であるが,定冠詞が付いているので名詞. この場合(1人称・男性形なので)抽象名詞としての「悪」でなく,「悪人・悪魔」の解釈が成り立つ.
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