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「主の祈り」 (6)
REMITTE NOBIS DELICTA NOSTRA,
レミッテ・ノービース・デーりクタ・ノストラ
SICUT NOS REMITTIMUS DELINQUENTIBUS CONTRA NOS.
スィクウト・ノース・レミッティムス・デーりンクェンティブス・コントラ・ノース

3.義務(負い目)と罪の中間に…

 “義務”にもピンからキリまであります.行ない,守らなければ,“違反・過失”となり,重大な結果を引き起こすなら,一般的には“罪”が問われることになります.スヴェーデンボリには,罪とまで断定できない,より広い範囲の「違反」が念頭にあったのでしょう.

 参考までに『新聖書注解』(いのちのことば社)には「神の前に立たされた自己の姿を知った者の祈りである.“負い目”は罪に対するユダヤ的表現で,当然支払うべきものを支払わない,義務を果たさないことである.神にまた人に果たすべきことを果たしていない罪が,ここで指摘されている.……神にすべてを負って生きている者でありながら,この負債意識を全く持たずに生きているのが,神を認めない人間の生である」