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「主の祈り」 (3)
VENIAT REGNUM TUUM..
(ウェニーアト・レーグヌム・トゥウム)

2.あなたの御国が来ますように

 「訳」はこれで問題ありません(他の訳もほとんどこれと同じようなもの).
 祈りのこの部分を理解するには“「神の国」とは何か”を把握しなければなりmせん,それには原語(ギリシャ語・ラテン語)の持つニュアンスが重要な鍵となります.すなわち“支配・統治”と訳されることです(実際に,そう訳している例として「共同訳」がある).
 「あなた(イエス)が支配されますように」という意味だと思ってかまいません.何を支配・統治されるのでしょうか? 私たちの心です.スヴェーデンボリは“主の祈り”の中心・目的はここにあるとしています(本講座の第8課参照).あなたの統治が私たちの心に行なわれるとき,これはそのまま次の祈りの部分「みこころ(=意志)が地の上(私たちの心)でも行なわれます(“流入”とも言える)ように」に鎖のように繋がります.