10-2
「主の祈り」 (2) SANCTIFICETUR NOMEN TUUM. (サンクティフィケートュル・ノーメン・トゥウム)
2.直訳すれば
ギリシャ語・ラテン語のどちらも「聖なるものされよ,あなたの名が」ですが,「動詞」は“不定過去命令(ギリシャ語)”と“接続法・現在・受動(ラテン語)”のように異なっています.しかし前述のように「言語体系」が異なれば,動詞の用い方も異なります.ラテン語の接続法は「話者の願望」を表わします(§244)が,こうしたことも日本語では「〜ますように」としか表現できません(日本語にこれ以外の表現は存在しないようです).